墨と毛筆を使って文字を書く書道の授業･･･小学校の想い出で、これほど悩ましい時間はありませんでした。

左利きの私は、どうしても流れるように書を書くことができず、思い切って右で書いてみても、

今度は文字なのか何なのか分からないものができる。同級生のさらさらと流れるような文字を

憧れと溜息で眺めていた長い時間を一瞬で変えてくれた大塚先生の講座が、今回もカラフルにて開催されました。

　　　

 

 

様々な筆、様々な硯や墨を先生にご準備頂きました。思い思いの字を書きますが、墨の色や滲みがどれも違って

とても個性豊かです。墨をする時間も心が落ち着き集中できる時間でした。

 

みんな違ってみんないい、はカラフルの特徴ですが、書を通して自分や他の人の良いところを発見したり、

学びを得たりすることができる大切な時間です。

皆さんの前向きで輝いている光景に、これから羽を広げて空へ飛び立つ鳥のような姿をみているかのような、

そんな感覚に浸るひと時でした。