震災とたんぽぽ♪

昨日・一昨日の2日間、24時間テレビがありました。
震災から10年、想いを伝える…。
 
震災、コロナ、災害・・・様々な想いがあり、
感動的な場面もたくさんあって、つい涙を誘われしまいました。
 
今日、利用者のIさんが、PCの時間に課題を終わらせると…
 
「自分の中で書きたいことがあるので、それを書いても良いですか?」と聞いてきて、間もなく完成したのが、次の詩でした。
 
 
 
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震災の日。 私は、さらなる災害におびえていた。
道端にあったタンポポを拾って、それに向かってふーっと吹いた。 空に向かって散らばるたんぽぽの種。私の視界は、美しいもので覆われている。 何故だろう。 今絶望的な状況でも、こんなに世界が美しく変わるなんて。
◇         ◇
あれから私は、歳を少しだけ取った。 人々が助け合い、少しずつ、お互いの傷を癒し合っている。 タンポポも同じ。みんな同じ。 あの種は、奇跡の種だ。
    
利用者Iさん 作
3.11の震災の時を思い出し、自然に出てきた言葉だそうです。
 
美しくて、やさしくて…思わず涙ぐんでしまいました( ;∀;)